水難への備えについて
海に近付くのは、穏やかな日に限る。 当たり前の話であるが、レジャーとして楽しむ海釣りは危険を冒してまで行うものではない。漁師(生業)ではないのだから。 いくら穏やかな日であっても、安全と思しき場所であっても、何かの拍子に海に落ちないとも限らない。そんなときのために、私は簡易な準備をして釣行に出掛けている。
- - - - - 子供の頃、防波堤で釣りをする際、父親は必ずしっかりしたロープを持参していたことを思い出した。それは人を引き揚げるのに充分な強度を持つものであった。 これまで海に落ちたことはないが、父は子が命を落とさないよう考えてくれていたのだ。 私も、もうちょっとマトモなロープを用意しておこうと思い直した。 |
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