水難への備えについて

海に近付くのは、穏やかな日に限る。

当たり前の話であるが、レジャーとして楽しむ海釣りは危険を冒してまで行うものではない。漁師(生業)ではないのだから。

いくら穏やかな日であっても、安全と思しき場所であっても、何かの拍子に海に落ちないとも限らない。そんなときのために、私は簡易な準備をして釣行に出掛けている。

 

下のリンク先にあるように、冬の海に意図的に飛び込む変人もいるが、どのようにして海の中から陸に上がろうと考えていたのだろう。砂浜ならあまり問題にはならないが、垂直に切り立った防波堤(水面から4メートル)を上るのは簡単なことではないと想像する。普通なら、飛び込む前に救助用ボートを待機させると思うが。。

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201502/0007724518.shtml

http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020801001614.html

http://www.xanthous.jp/2015/02/09/dive-into-the-sea-missing/

 

釣行時、だいたいこのような荷物を積んでいる(これらに釣竿&リールのセット×3も加わる)。

白いプラスチック容器は、LLC(エンジン冷却水)が入っていたものであり、通常、手洗い用の水を入れてある。
緊急時、2LのLLCの容器と18Lのクーラーボックスは、海に落ちた人が沈まないよう、浮子の代わりに使える。

また、ナイロン紐も道具箱に入っている。水汲み用だから人を引き揚げることはできないが、沈まないよう保持はできる。

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子供の頃、防波堤で釣りをする際、父親は必ずしっかりしたロープを持参していたことを思い出した。それは人を引き揚げるのに充分な強度を持つものであった。

これまで海に落ちたことはないが、父は子が命を落とさないよう考えてくれていたのだ。 

私も、もうちょっとマトモなロープを用意しておこうと思い直した。

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