Hair color

数年前、TV-CMでもよく見かける会社に勤めたが、流行のブラックという部類に属するものであった。

面白いもので、転職前には少しだけしかなかった白髪が、ブラック企業の洗礼を受けることにより急に増えて、全体的にかなり白い頭になってしまった。

そんなことから、在籍期間はわずか13カ月となった(余談だが、ブラックなその会社がホワイト500に認定されたというニュースを退職後に見た)

ブラック企業を辞めて、次(現在)の職場に移る前に、みすぼらしい白髪を黒色に染めておこうと思った。

初めての白髪染め剤はLAWSONで探した。それは、マンダムのワンプッシュヘアカラー(男性用)であった。これは初めてでも手間を掛けずにきちんと染められるのが良かった。

次に買ったのは、ビゲン 香りのヘアカラー(女性向け?)であった。2剤を混合するというやり方は前回と同じであるが、等量を出すのはやや手間であると感じた(ワンプッシュは2剤が同時に出てくるので自動的に適量になる)。白髪の染まり方は良好であった。

その次はヘンケルの syoss(黒に近い色)と syoss oleo cream(色違いで2種)を選んだ。パッケージを見て良さそうだと思ったので、syossブランド品を3箱も買ってみたが、これは大失敗であった。やや高価な製品なのに、いずれも白髪をあまり染めてくれず、変な薄い茶髪にしかならなかった。刺激が弱く、爪も染まらないことから、特別にマイルドな性状に仕上げてあると思われた。

syossがダメだったので、急遽ブローネを買ってきた。これはとても安いのによく染まり、かなり良いと思った(カラーは濃い栗色というが、にしか見えない)。

また、100円ショップに入ってたまたま見かけたのが、パオンのメン パーフェクトであった。100円なら試してみようということで、2つの色(6と7)を選んだ(というか、この2色しかなかった)。しかし、この製品は説明書の通り使うと、頭皮がヒリヒリして困った。一般的に「白髪染めは刺激がある」という話を聞いていたが、そういうことなのか、と初めて分かった。商品の特長であるカンタン直塗りを実行せず、ブローネのプラスチック容器で2剤を混合してからブローネのブラシで塗ると、薬剤が頭皮にあまり触れず、痛さは激減した。「6」と「7」の色は、どちらも真っ黒にしか見えなかった。ところで、実はパオンもヘンケルの製品なのである(これは染まりが非常に良かったので、ヘンケルの技術レベルが低いからsyossの染めが悪いというわけではない)

髪が伸びてきたときの対応として、トリートメントのような着色剤も使っているが、これらはあまり効果がない。

下の写真は、syoss oleo cream の仕上がり(1回目の作業で不十分だったので、その2週間後に2回目を実施した直後の状態)である。Rich chocolateという色なのだが、白髪の染まりがとても悪く、染めが剥がれてきたようにしか見えないのは困る。チューブにはあと1回分ぐらい残っている。

 

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ヘンケルのsyossがあまり良くない(染まらない)との話を上に書いたが、この商品の欠点(うまく使う方法)が何となく分かった。

それは、髪の脂分が多いとダメ(染まらない)だということである。

私はこれまでは日中の活動を終えて夜に風呂で塗っていたのだが、今回、洗髪後にあまり時間を置かないで「朝に塗る」と、染まりが良くなった。

どうやら女性用の染毛剤は、髪の脂分が少ないことを前提に作られているようだ。

3箱あったsyossの在庫分は今回で終了。最後の1回だけ、まあまあ普通に染まってくれた(気付くのが遅かった)。

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