自動車関連のメディアを見ていて、「このような低レベルの内容でお金を貰うことができるのか」と羨ましく思うことが頻繁にある。

今回の羨ましい記事は、これである。　これでお金を貰っているとは・・・

「N」はあるのに「P」は？　MT車に「Pレンジ」が存在しないワケ 

これを書いた人はかなり若いのだろう。　MTのPレンジを知らないのか？

どうやらこの若者、雑誌の記者をしているようで、こんな記事も書いているから、MTのクルマのことをある程度は知っていると分かる。

【今さら聞けない】MT車を滑らかに操作するコツとは？

また、若いのに無理をしてこんな記事も書いている。

昭和の少年が憧れた！ スーパーカーブームでヒーローとなった名車５選

しかし、知識もないのによくこんなにたくさんの記事を書くものである。

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MT車に「Pレンジ」が存在しない ということを、断定してはいけない。

自動車メーカー（変速機メーカーかな？）はいろいろな試みをしてきて、MT車に「Pレンジ」を設定していたこともあるのだ。

私はいくつかの事例（実車、カタログ、雑誌）を見てきたので、この記事のタイトルに瞬間的に反応したのである。

だが、私は資料を持っていないので、みんカラメンバーの記事をご覧いただくことにしよう。

まさかまさかのPレンジ（マツダコスモ）

当時、MTに備わるPレンジを見て「なかなか面白いことをするものだ」と私も思ったので、MTの機構の中で当たり前の設定ではなかった（PレンジのないMTの方が多かった）が、マツダ以外にも採用例はあったはずで、さほど珍しいものでもなかったという記憶がある。

そうだ、三菱のギャランにもＰレンジはあった

自動車の記者というのは気楽な商売でいいなあ･･････