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かなり前の話である。 アルファロメオ ジュリエッタ（1.4）の純正排気管の仕様が左側の1本出しというシンプルな設定であることから、それに不満を抱くユーザーのために、右側に出る追加のダミーパイプをオプション品として選ぶことができると書いた。 価格が如何程か知らないが、単なるパイプなので、さほど高価なものでもなかったのだろう。まあ、お遊びという気持ちで許せる範囲か。 ---------------- さて、このたび仕様変更を受けたカムリ（70系）のカタログを見ていると、追加グレードの「WS」というタイプに設定されたオプション品が目に留まった。 下の写真のように４本のパイプが出ている後ろ姿は、なかなか勇ましいものである。 しかし、その説明を読んで苦笑してしまった。
４本のうち３本がダミーだなんて！ そして、価格は１０万円だ！！！ 10万円も出せば、本物の４本出しマフラーが手に入るだろうに。。 2.5Lのハイブリッド用低燃費エンジンに４本マフラーが要るのか、という話はこの際、別にして・・・ カムリ「WS」は標準で左側の２本出しマフラーが備わる。それは、TRDドレスアップマフラー（４本出し）の左側２本分とほぼ同じ形状に見えるのだが、純正マフラーも排気の出口は１本だけなのだろうか（純正マフラーからして、１本はダミーなのか？） 「WS」以外の従前から存在するカムリのマフラーは、左側の１本出しなので、実態として１本で事は足りるのである。 ---------------- クラウン（220系）の「RS」仕様には、全タイプに４本出しマフラーが備わる。たとえ2.5ハイブリッドであっても。 クラウンとカムリの2.5Lエンジンは、ほとんど同じもの。つまり、４本の必要性は？？？ ４本の全てから排気が出ているのだろうか。
220クラウンの情報によると、純正マフラーはすべてのパイプからきちんと排気が出るようだ。ただし、最後に2本に分かれるところは、単純に1本から分岐しただけだ。 AUGUST 2018 |
