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自炊男子
先日、外食をあまり好まない家内が近所のうどん屋に行きたいというので、歩いて行った。 人気の店だというので、早めに着くよう家を出て、正午に扉を開けると、まだ満席ではなかった。仕事をしている人は、12時ちょうどにならないとオフィスを出られないのかもしれない。 我々が入ってからすぐに、3人組が隣のテーブルに着いた。近くで働く人たちのようだ。 社会に出てまだ間がないと見える若い男、そして、職場の先輩と思しき女が2人。 聞くつもりはなかったが、年増の女と男子の話は家での食事に関する内容であった。年増は最近家で料理をしていないと話したが、男子はクックパッドには色々なメニューがあって便利だと話していた。 今はこんな時代なのか。 年増の女は男子より一回りぐらい年上のように見えたが、そんなにあからさまな話を披露してもいいのか。今後、食を通じて何らかの繋がりを持とうとは思わないのか。 いや、もしかすると、男子のほうから食事をしに家に来ないかと誘うかもしれない。
家内と一緒に時代の移り変わりをしみじみ感じたランチタイムであった。
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