空気がきれいになった

1999年の石原慎太郎・東京都知事の煤煙PETボトル会見は大きな話題になった。

あれ以来、ディーゼルエンジンの改良と燃料中の硫黄分低減が進み、現在のディーゼルエンジン車が黒煙を吐くことはなくなった。

 

昔、バイクを走らせて帰宅すると、まずは顔や目を洗って汚れを落としたくなるものであった。また、首をウェットティシュで拭くと、真っ黒になっていて、「こんな空気を吸っているのか」と嫌な気分にもなった。

ところが現在、幹線道路を走行した後、首を拭いてもティシュがまったく黒くならない。良い時代になったものである。

 

石原知事は無茶なパフォーマンスをするものだと思っていたが、クリーンディーゼルが当たり前の時代が来ると想定していたのだろう。

バイクでの走行がとても快適になったので、ありがたいと思う。

MARCH 2018

 

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