缶入りチューハイ
缶チューハイというものをたまに飲むことがある。チューハイというのだから、焼酎のハイボールだと思っていた。 しかし、「もぎたて」の表示を見ると、原材料はウオッカとなっている。いったい、いつからそんなことになっているのだろう。 先駆者と思われる宝酒造のタカラcanチューハイは焼酎がベースになっている。だが、最近の人気商品はウオッカがベースのようであり、焼酎を材料にして人気を博した商品はないのかもしれない。 よく分からないが、焼酎には何か独特な癖(臭い?)があるのだろう。乙類の焼酎なら私でもそう思うが、残念ながら甲類(「大五郎」、「純」など)の味をほとんど知らないので、何とも言えない。
原材料に焼酎が使われている商品を探してみると、宝酒造以外にもアサヒビールから焼酎をベースにしたチューハイが販売されていることが判った。その名は「焼酎ハイボール」といい、わざわざ焼酎を使っていることを訴えている。すなわち、そういう嗜好(チューハイは焼酎で作るものだろう!)の客がいるということだ。 競争が激しいウオッカベースの商品群の中で新しく出た「もぎたて」の「ぶどう」はなかなか「ぶどう」らしい香りと味があり、それらしい紫がかった液色も良かった。JUNE 2017 ------ オレンジライム、レモンも車庫に在庫があったので、表示を見てみると、やはりウオッカが主な原材料であった。 このところ、アルコール度数の高い缶入りチューハイが増えてきた気がするが、100円(1缶)で酔えるのがメリットになる(購買意欲をそそる)のかな。私には半量で充分だ。
好みのタイプ(度数)の酒ではないのに、なぜ在庫があるのか? それは、何だったか忘れたが、電子メールで無料券をもらったから。 |
缶チューハイで甘くないという製品はいろいろと試してきたが、結局は甘くて期待を裏切られてきた。 このたび買った製品は、砂糖や甘味料が入っておらず、本当に甘さの成分が含まれていない。 飲んでみると、炭酸の強さとアルコール度の高さが否応なく感じられた。そして、本当にまったく甘くないので食事と共に飲むのに良かった。 この製品にもチューハイという記載があるが、お酒のベースはジンである。「チュー」が入っていないのに、チューハイでいいのだろうか。もはや何でもありなのかな。。 アルコール度9%というのは私にはちょっと高すぎて、かなり酔っぱらってしまった。5%ぐらいが適正なところだと分かってきた。 |
|
|
KIRIN本搾りに「冬柑」という銘柄が出たので、買ってみた。 夏には「夏柑」というものがあったので、季節に合わせて出してくるのだろう。 本搾りの多くはリキュールという分類で、「レモン」だけがスピリッツであった。 「レモン」にはレモンリキュールという別の酒が入っているから、スピリッツになるのかと思っていたが、どうやらそうではなさそうだ。 新しい「冬柑」もスピリッツなのだ。しかし、ウォッカ以外には果汁しか入っていない。 「冬柑」は果汁の量が少ないのに、アルコール度が低いのは何故か? どういうことなのかよく分からないが、まあどうでもいい。108円で楽しめるのなら、それでいいのだ。 |
|
SAPPOROからフルーツビネガーのチューハイという製品が出ているので、試してみることにした。 タイプは5種類あるというが、店にあったのはこの3種であった。 なお、店員によると、あまり売れ行きは良くないらしい。 <ぶどうビネガー> ぶどう酢、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素 <レモンビネガー> 果実酢、ウォッカ、糖類/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素 <アップルビネガー> りんご酢、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC、カラメル色素 まずはレモンビネガーを飲んでみると、果実酢の味は微かに感じられるだけで、甘くてとても飲みやすいチューハイであった。アルコール度は8%なので、私には過剰だ。無果汁で変なものがたくさん入っているが、108円で楽しめるのだから、アル中にはまあいいだろう。私にはKIRIN本搾りのほうがいい。 |
KIRIN本搾りに「3種の果実」という銘柄が出たので、買ってみた。 49%の果汁の内訳は、白ぶどう、オレンジ、ももとなっている。 これまでは単一種の果汁を配合しているものが主体であったが、ここにきてネタが尽きたのか。期間限定で今後もいろいろなブレンドに挑戦するものと思われる。ちょっと楽しみではある。 アルコール度は4%で、飲んでみたところ、なんだか林檎のような甘い味があり、アルコールの感触はとても薄かった。 これはちょっとターゲットが分からないお酒だなと思った。ここまでして甘いお酒を欲する人がいるのだろうか。こんなレベルなら、お酒である必要はないと思ってしまった。 でも、ライバル社にはほろよいというお酒があるので、ニーズはそれなりにあって、対抗する商品も必要になるのかもしれない。 |
|
SAPPOROのフルーツビネガーのチューハイである「りらくす」のぶどうビネガーを飲んでみた。上にも書いたとおり、果汁は含まれていない。しかし、ぶどうの匂いが確かにするのだ。そして、ぶどう液のような色もうまく作られている。 酢の味を意識することはなく、アルコール度は8%もあるのに甘くてとても飲みやすく、酔っぱらってしまうチューハイであった。 |
「りらくす」のアップルビネガーを飲んでみた。 ぶどうと同じように、果汁は含まれていないのにリンゴの匂いがした。リンゴ酢の匂いなのかもしれない。 そして、りんごジュースのような色もうまく作られている。 これは酢の味を少し意識したが、甘くてとても飲みやすいので、容易に酔っぱらってしまうのであった。 |
我が家の3種類の「りらくす」の最後はレモンビネガーである。 レモンの酸味というより酢が感じられるものであった。そして、甘すぎる。 この色はちょっとレモンに似つかわしくない。無理に作った感じが強い。 |
AsahiがKIRIN本搾りに喧嘩を売ってきた。 果たして、その勝負の行方は? まずはグレープフルーツを飲んでみると、果汁の味わいが薄いと感じられた。甘くもないし、苦くもない。 また、アルコールは4%と薄く、インパクトがなかった。まあそれでも、最後のほうでは酔いが回ってきたので、それなりにお酒の印象はある。 安価であることは良いのだが、本搾りも高価なわけではない。 この勝負、存在感のある飲み口という観点から、KIRINの圧勝だ。 後発なのに、Asahiはいったい何をしているのか!!! 贅沢な感じがまったくないというのはダメだ。
|