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クルマのタイヤに空気を入れるのは簡単だ

自動車に関する専門的な情報を発信するサイトを見ていると、記者か評論家か知らないが、馬鹿なコメントを書いている人がいた。

自動車のタイヤに空気を入れるのは簡単ではないから、ガソリンスタンドや販売店で入れてもらいなさい、というのだ。

自分の手で実際にやってみたことがない事柄や知らない世界のことは、自らの想像を基にして情報を振りまくのである。これから知識を増やそうとしている人にとって、こんな知ったかぶりの輩ほど迷惑なものはない。

自動車のタイヤの空気なんて、右の写真のような手動ポンプで簡単に入れられるのである。

そんなことはず〜っと昔、30年も前からやっていたのだけれど・・・

昔のポンプはなかなか壊れず、長年愛用できたのに、少し前のポンプは曲者で、ハンドル部分の強度が足りないものがあった。

まあ、ポンプの話は別に書こう。

 

乗用車のタイヤの内圧はだいたい200kPa程度である。これは自転車(ママチャリ)のタイヤの300kPa程度と比べてかなり低いのだ。

内圧の低い乗用車のタイヤに空気を入れるのは難しくない。ただし、入っている空気の量は自転車に比べてかなり多いので、ポンプを押す回数は若干多くなってしまう。昔、パンク修理後に一から空気を入れ たときはかなり疲れてしまったが、日常の空気補充なら20回も押せばいい(4本で80回)ので、日頃の運動不足解消と思ってやってみるのもいいだろう。

写真の左端のポンプは私が数年間使ったもので、レンチの延長のための鉄パイプの代用として使用した実績もある愛用のモデルであった(筒の上端が工具の形に歪んで 蓋が締まらない)。ところが、ある日、ハンドルがポキッと折れてしまった。経年劣化だろうと思った。

真ん中のポンプは再び購入した同じモデルである。これは新品を袋から出して友人に使わせたところ、その場でハンドルがポキッといった可哀想なモデルである。 実はハンドルの設計が悪かったのだと判明した。

現在使用しているポンプは、右端の黒いモデルである。これは作りが安っぽく、押した感触がフニャっとして曖昧なのだが、ハンドルは強度が高そうで気に入っている。

 

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