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VW 排出ガス不正

なぜ、世界一のVWがこんなことをしたのだろう。不可解な話だ。

厳しすぎる昭和51年排出ガス規制で日本車のエンジン性能が軒並み低下したが、それと同じように、現在の米国の規制ではVWのディーゼルエンジンも十分な性能を得られなかったのか。

否、同業他社が規制をクリアできているのだから、VWにできないはずがないと思うが。。。 真相はいかなるものなのか。

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日本の排出ガス規制においては、1015モード、11モードやJC08モードで測定するので、エンジン負荷は小さい。したがって、負荷の大きい日常走行では排出ガス中の有害物質の量(割合)がどれぐらいなのか不明である。モード走行中の何十倍もの濃度で出ているかもしれないし、もし出ていても、何らお咎めはない。

直噴ガソリンエンジンのPMも気になるところである。マフラー出口に付いた煤の多さを見ると、クリーンディーゼルエンジンよりもPMを大量に排出しているように見えて仕方がないのである。

排ガス規制逃れ「深刻」、外部調査を依頼 VW声明

朝日新聞デジタル 9月21日(月)0時45分配信

 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が米国で販売したディーゼルエンジン車に排ガス規制を逃れるソフトウェアを搭載していた問題で、同社のビンターコルン最高経営責任者(CEO)は20日、声明を発表した。今回の問題を「取締役会は非常に深刻に受け止めている」とし、社外の担当者による調査を依頼したことを明らかにした。

 ビンターコルン氏は「顧客や人々の信頼を損ねたことを非常に申し訳なく思う」と謝罪。今回の問題の解決が「私にとっても取締役会にとっても最優先事項だ」と危機感を示し、米当局の調査に全面的に協力する考えを示した。

 米環境保護局(EPA)によると、問題のソフトウェアは、当局の排ガス基準の適合試験を検知し、試験がある期間だけ排ガスを減らす一方、通常の運転では機能を制限し、基準の最大40倍の窒素酸化物(NOx)を排出していたとされる。EPAは18日、VWに対し、米国で販売した約48万2千台の改修を求めるとともに大気浄化法違反の疑いで調査を始めたと発表している。(ロンドン=寺西和男)

朝日新聞社

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