THERMOSの品質について

テルモスは山男に絶大な信頼を得ているブランドではないのか。

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我が家では、現在サーモスと呼ばれている携帯用魔法瓶を2008年に入手し、以来、寒い時期に限って毎日のようにキッチンでお湯の保存に利用し、重宝してきた。

使い始めて4年と少し経ったある日のこと、ふとした拍子にキャップの裏側を見たところ、そこには目を疑う光景があった。

蓋を開けてお湯を注ぐ口の白いプラスチック部分(本製品は直接口を付けて飲むタイプであるので、本来くちづけする場所:表側)はきれいな(滑らかな)状態が維持されていたが、お湯の熱を直接受ける裏側は右上の写真(→)のようになっており、触ると白い粉が指に付 いた。

こんな短期間で劣化するとは、ちょっと信じられない。他の魔法瓶(日本製)にも同じような素材が栓に使われていて、20年ぐらい経っても何ら変化はないのだから。

ただ、魔法瓶の出番は年に数回(熱いお茶を入れるのは小型で2〜3回、大型は1回程度)なので、使用累計時間を考慮すると、このサーモスは短期間で酷使していたとも言える。

一方、巷の食堂に置いてある熱いお茶が入った魔法瓶は毎日使われているので、その熱による侵襲度は家庭用の比ではない。

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蓋の周辺部品は消耗品としてメーカーから供給される体制が整っている。つまり、劣化することは判っているのだ。

交換部品を取り寄せてみると、右下の写真(→)のようにきれいな(滑らかな)ものであった。本来はこんな姿なのだ。

お湯を少なめに入れてやれば寿命が少しでも延びるだろうか。

19OCT2013

 

 

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