LED lamp

LEDを使った電灯が急速に普及しているようだ。それに合わせるように、白熱電球の製造から撤退するメーカーまで現れた。

LEDランプが出始めた頃、暗い、値段が高い、照射角が狭いなど、様々な欠点があり、興味を持てなかったが、最近は普及とともに改良が進み、欠点は克服されているようだ。

そこで、電器店に行ったついでに現状確認をしておこうと思った。

我が家でLEDランプが有用な場所として考えられるのは、やはり夜間に長時間滞在する居間の電灯になるだろう。居間の天井には「32W+40Wの蛍光灯を備えるシーリングランプ」が2台貼り付いており、これらをLEDランプに交換すると良いのではないかと考えた。風呂や洗面所はまだ蛍光灯でいい。

電球型LEDは消費電力がかなり低く、電球型蛍光灯の半分程度になっているので、シーリングランプも35W程度かと思っていたのだが、表示の上では蛍光灯とあまり差がなかった。明るさと消費電力の関係が分からないので、断定はできないが、現状では2〜3年しか使っていない蛍光灯シーリングランプを捨ててまで買うほどのものではないという結論になった。

この蛍光灯が壊れたら、次はLEDシーリングランプにしよう(10年後ぐらい)。

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LEDシーリングランプには、調光(明るさの調節)、調色(色味の調節)の機能が付いている製品が多い。調光は分かるが、調色はどのように作動するのだろうと興味を持っていた。

店頭のディスプレイで確認すると、それは電球色のLEDと昼白色のLEDの明るさのバランスを変化させるという仕組みであった。

個々の LEDの粒の色が変わるのかと思っていたのに、実は私のやり方(右の写真)と同じ発想だったなんて、ちょっとがっかりした。

蛍光灯の青白い光は好きになれないため、シーリングランプの中の管には10年以上前から電球色を使用している。

しかし、電球色だけではあまりにも色味が暖色に過ぎるので、昼白色と併用するという形で定着した。

剥き出しの状態で見ると色違いは奇妙だが、白色シェードを付けると目立たなくなる。

電球色の管は40W+32Wのパックを買ったため、もう1台のシーリングランプにおいては、電球色管と昼白色管の組み合わせが上の写真とは逆になっている。

管の配置の差によって壁の色が違って見えるが、まあそれはご愛嬌ということで許してもらおう。

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上にシーリングランプについて書いたが、それよりも早くLEDランプを導入した箇所がある。

先般、食卓の電球型蛍光灯が切れたので、LEDに変更してみた。

 

食卓用電灯を購入した時には白熱電球が付属していた。白熱灯は頻繁なON-OFFがある場所に使用したいと思ったので、電球を取り外してトイレに回し、食卓用には電球型蛍光灯を取り付けた。

食卓で使ってきた蛍光灯は意外に寿命が短いと判った(銘柄の異なる2個を使用した)。居間の丸管やキッチンの直管はなかなか寿命を迎えないのに、電球型というものは狭い空間に部品を無理やり押し込めているせいか、長時間点灯することのない食卓での使用(1日に2時間も使わない)であっても、数年で機能を終えてしまうのであった。

 

新しい電球を買うにあたって、寿命が短いが安価な電球型蛍光灯にするか、寿命は長いが高価なLED電球にするか、迷った。

交差点の四方に電器店やホームセンターなどが建ち並ぶ場所を訪れた際、価格を比べてみることにした。

まずは、ニトリ。大きい丸型の電球型蛍光灯は467円、LED電球は1843円であった。この価格を基準にホームセンターと電器店を回ってみよう。

全部で4軒の店を回ったが、ニトリより安い電球を扱っているところはなかった。

最終的には電球型蛍光灯にするかLED電球にするかを決定しなければならない。

白熱60W相当 消費電力 明るさ(全光束) 寿命 価格
電球型蛍光灯 12W 800lm 8000時間 467円
LED電球 8W 812lm 4万時間 1843円

このSpec.を見ると、もはやLEDを選ばない理由はない(Spec.が実態を反映しているのならいいのだが・・・1日2時間点灯なら10年もつ電球型蛍光灯が、5年以内に切れる)

LED電球のメリットは、寒い日でも瞬時に明るくなることである。デメリットは、他の電気機器のON-OFFに影響を受けて点滅することである。

電球の色は下のとおりだが、カメラの色温度補正が分からないため、参考にならないか。。。さほど暖色ではない。

http://www.doshisha-led.com/SHOP/4549549211806.html 

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LED電球が設計値どおり4万時間の寿命をもつのなら、1日2時間の使用として、2万日もつことになる。

すなわち、50年である。もはや死ぬまで交換する必要がないということなのだから、生きている間に切れたら、Spec.は誇大広告だったといえよう。

NOV 2015

 

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