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酒気帯び運転

アルコールを摂取して運転すると、酒気帯び運転や酒酔い運転で御用になるが、「酒気帯び」と「酒酔い」の違いはどこにあるのだろう。

私は、呼気中のアルコールの濃淡で判定がなされると思っていた。

しかし、そうではないと判った。
先日の小樽のひき逃げは、「酒気帯び」だという。

アルコール検知器で調べた結果、呼気から0.15mg/L以上のアルコールが出たならば、すべて「酒気帯び」なのだそうな。ただ、0.25mg/L以上では引かれる点数が異なるだけであり、その分類の中では1mg/Lでも2mg/Lでも同じなのである(基準値の何倍であろうが関係ない)

「酒酔い」とは呼気中のアルコールの濃度には関係なく、深く酔っぱらった状態を指すらしい。なかなか大雑把なものである。



海の家関係者を聴取 小樽ひき逃げ容疑者に飲酒させた疑い

日本経済新聞 2014/7/16

 北海道小樽市の市道で女性4人が死傷したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの疑いで逮捕された飲食店従業員、海津雅英容疑者(31)が車を運転すると知りながら酒を飲ませた疑いがあるとして、道警が海の家関係者から任意で事情を聴いていることが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、海津容疑者は現場近くの海水浴場「おたるドリームビーチ」にある知人の海の家で、仕事を手伝いながら複数の知人と約12時間酒を飲んだと供述。同容疑者からは酒気帯び運転の基準である呼気1リットル当たり0.15ミリグラムの3倍超に当たる0.5〜0.6ミリグラムのアルコールが検出されており、道警は海の家関係者についても道交法違反(酒類提供)などの疑いで捜査を進める。

 海津容疑者が「速度は時速50キロぐらいだった」と供述していることも判明。現場のブレーキ痕などから、はねた後にブレーキをかけたとみられるといい、被害者の所持品は現場から十数メートルの広い範囲に散乱していた。

 司法解剖の結果、医療機関事務員の石崎里枝さん(29)は出血性ショック、店員の瓦裕子さん(30)と会社員の原野沙耶佳さん(29)は頭部を強く打ち死亡していた。全員が後ろからはねられていた。

 海津容疑者は13日午後4時半ごろ小樽市の市道で、酒気帯び状態でRVを運転し、石崎さんら4人をはねて死傷させたとして、道警が逮捕した。

 

 

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