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ALTO WORKS
鈴木から懐かしい名前が復活した。
ワゴンRが出て以来、軽自動車の売れ筋は居住空間の大きいタイプに移り、アルトのような全高の低いタイプは主流ではなくなった。そして2014年はワゴンR、スペーシアがよく売れた。 ところが、2015年の人気モデルはアルト、ワゴンR、ハスラー、スペーシアという順になった(11月までの累計)。スペーシアが4位だなんて、いったいどうなっているのだ(タントにまたやられた)。 2014年末にモデルチェンジを受けたアルトが鈴木のトップ商品になったのは意外だが、ターボRSやラパンの追加が効果的だったのかもしれない。 ターボRSが好意的に受け入れられた感があるので、アルトワークスを追加すればきっと売れるだろうと鈴木はすぐに判断したと思われるが、ちょっと焦らしてメディアに取り上げてもらおうというあさましい魂胆が窺える。
ワークス専用のギア比設定がなされた5段MTが面白そうだが、それ以外はターボRSと大きな差異はない。RECAROシートでスポーツイメージが高まる程度だ。脚の設定やホイール幅の違いは、ノーマルで乗る人なら意味はあるかもしれないが、そのような細々したものは市販品(社外品)に替えて楽しめばいいのだ。 ワークスには5AGS(ノークラッチ5段MT)を備えるタイプもある。ギア比はターボRSと同じであるが、燃費が2km/Lも悪くなった。重量増の影響も少しはあると思うが、それ以外の要因が大きいだろう。 ターボRSでもエンジンをよく回す(自動シフトアップポイントのエンジン回転数が高い)と感じていたが、走り味をよりスポーティにするためにワークスではさらに自動シフトアップポイントを高めたのだろう。 December 2015 ----------------- ダイハツCASTの燃費がMOVEより悪いのは腑に落ちないが、ワークスの燃費がターボRSより悪いのは仕方がない。 時間があれば、5段MT仕様と5AGS仕様の両方に乗ってみようと思う。 |
ClO2
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