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New IMPREZA SPORT / G4
インプレッサがこの秋にモデルチェンジするという。 事前の宣伝はかなり前から行われ、それをひと目見て、中国のクルマかと思った。 フェンダとドアに与えられたプレスの跡は、その意味が不明で、何とも奇妙なのだ。 人の目を引きたいと思う気持ちは分からないわけではないが、単に奇異な形で人を驚かせるというのは、賛同できない。 私はポルシェの大ファンではないが、各モデルのデザインを見てみると、奇異なラインは存在しないのに、目を引く形をしていると思えるのだ。そういう力のあるデザイナーは富士重工にはいないのかな。 Photo:富士重工業 - - - - - - - - - - - - - - 本日、実物を目にする機会があった。 昼の太陽の下で見たところ、車両の横のプレスの跡はさほど目立つことはなかった。 そして、全体のイメージとしては新しいインプレッサであることが認識できた。 車体は先代よりも少し大きくなり、とうとうG4(セダン)は我がBL5レガシィとほぼ同寸となった(ホイールベースは同じで、長さは10mm短く、幅は45mm広い)。 ちょっと観察してみると、室内の幅が広く、乗員の間隔に余裕があると感じた。しかし、室内のデザインはなんだか野暮ったく、宣伝文句とはいささか異なる趣であった。 G4の荷室は高さが大きく取られているが、奥行はBL5より短い。居住空間に振り向けたのかもしれないが、後席の足元にさほど大きな余裕はなかった。 17インチタイヤはTURANZA、18インチタイヤはADVAN Sportであった。これは市販時に変わるかもしれないが、銘柄固定ではないような気がする。 メディアの先行試乗で評判は良いようだが、全体的に醜いデザインであることから、購入候補にはなり得ない。そして、しばらく試乗することもないだろう。 24SEP2016 |
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